秩父長瀞

きょうは熊谷まで出かける。午前中に東京で人と会おうと思ったが,相手の予定が合わず。熊谷まで行くのなら,もう一歩足をのばして埼玉県立自然の博物館までと考えて予定を立てた。
午前6時20分ごろに家を出る。空には雲が広がっていて,バス停に向かう途中,時折雨が当たる。天気が心配だ。7時25分ののぞみでまずは東京へ。そこから上野を経由して,高崎線で熊谷まで。
新幹線の中ではMacBookをとり出して,To Doリストを整理する。高崎線では本を読もうとしたが,半分くらいは眠っていた。熊谷で秩父鉄道に乗り換える。乗り換え時間が6分しかないので少しあせった。ちょうど急行で,早くて乗り心地はいいが,200円余分にかかった。

11時12分に長瀞着。長瀞駅はこんな感じ。


まずは岩畳へ。向かう道にはみやげ物店が並んでいる。ここで,午後から皆で食べるために土産を買う。


みやげ物店の並びを過ぎ,さらに少し歩くと岩畳に出る。大きな岩盤が,流水に侵食されている。







カヌーをしている人がいた。

ここから歩いて,本来の目的である埼玉県立自然の博物館に向かう。ここは歴史ある博物館のようだ。建物もそこそこ大きい。

中はこんなようす。

地学の区画には,さまざまな岩石や鉱物が展示してある。また,生物の区画には,埼玉の生き物のジオラマ。触れることができる岩石や動物のはく製もある。地元の児童・生徒のための博物館という印象だ。

なお,ここ長瀞は日本の地質学発祥の地。

上長瀞駅まで歩く途中,また河原に降りてみた。流水による侵食のあとがきれいた。


上長瀞駅のようす。車が1台通過しただけで,あとは人がいない。

駅のようすを伺っていると,貨物車が通過した。積んでいるものは石灰岩なのだろうか。

ホームで電車を10分ほど待つ。

上長瀞から電車に乗ったのはわたし一人だった。わたしが待っていた場所はドアが開かない。あせって開いているドアから乗り込む。

上長瀞から熊谷に戻る途中,激しい風が吹いていた。舞い上がる砂埃で,かすんで見えるくらい。駅でドアが開くと風が入り込み,読んでいた本の上が,砂埃でざらざらになる。

昼食をとる時間の余裕もなく,熊谷に着いたのは午後2時ごろ。急いで食事をして,タクシーで次の目的地へ。