人工衛星「おおすみ」

中学生のころ,ロケットに凝っていた。小学生のころ,アポロが月に行き,中学生になって,日本初の人工衛星おおすみ」の成功。これらが大きなニュースとなっていたことも,わたしがロケットに興味をもつきっかけだったのだろう。
6日(土曜)は,関東方面に出張だった。午前の予定が埋まらなかったので,久しぶりに国立科学博物館に行った。ファーブル展が6日からだった。また,「日本館」も新しくなってから行ってなかったので,今回はこの2つに絞って見学。

実は,ファーブルのような博物学的なものには,あまり興味がなかった。若いころなら,たぶんファーブル展には入っていないと思う。年とともに,博物学的なものにも寛容になってきた。
ファーブルの一生について,ちょっとだけ知って興味をもった。はじめは物理学の教師だったらしい。それが博物学へ。また,女性に対して,植物の受精の講義をしたとして,仕事を奪われたという。なかなか興味深い。

「日本館」については,ざっとながめただけ。何かテーマを決めてじっくり見ないと,よさはわからないのだろう。なお,以前からあったのかもしれないが,「おおすみ」を打ち上げたロケットの発射台が,屋外に展示してある。ラムダ4S5号機という名は,いまも覚えている。