Mac化計画早くも挫折

2日に書いたMac化計画は,早くも挫折しかけている。なぜMacなのかと考えると,どうしても理屈に合わない。
コンピュータを使って何かをする。コンピュータはあくまで道具のはずだ。道具なら,なれたものがよい。それを使うための苦労をあえて選ぶ理由は何もない。
Macをメインマシンとして使ってみたい。ただそれだけの理由で,Mac化を進めるのは,これからやりたいことの実現にプラスになるとは思えない。
軽いマシンがいい。いつでも使いたいときに使えるマシン。さらに,すべてをその1台でこなす。これがわたしに理想である。この理想にこたえられるMacはあるのか。
仕事ではMacが必要になる。だからMac1台にまとまればいちばんいい。また,人と違うものを使う満足感。見た目がソフトなUNIXマシン。これらもMac化の理由であった。だからメインマシンにしたかった。

Mac化を考える前,次のマシンはLet's Note Rシリーズと決めていた。まず軽いこと。そしてバッテリのもちがいいこと。この2点から見たら,これよりよいマシンはない。このマシンの難点はキーボード。東芝Libretto富士通の小型マシンなど,小さいマシンの小さいキーボードには慣れていたつもりだ。でも,ThinkPadX30を使って以来,ほかのマシンのキーボードが使いにくく感じるようになった。IBMのPT110を使っていたことを思うと,何と堕落したことか。
では,Macのキーボードはどうかというと,これもイマイチ。そんなことを考えていると,やはりMacは買えなくなる。新しいOS,それもWindowsではないOSを使うことにあこがれていたが,なかなか厳しそうだ。
Windowsマシンなら,仮想マシン環境もいろいろそろっている。これを使ってLinuxで遊ぶことも可能だ。Linuxは,時間ばかり取られた割には,何もものにならず,ここ数年はLinuxに近寄らないよう,自分自身で封印していた。でも,新しいMacOSをメインに使うことだって同じことかも。どうせ遊ぶだけなら,仮想マシンでいいのでは。
こんなふうに考えているきょうは,完全にMac化挫折。近日中に,Let's Note Rシリーズのキーボードを,もう一度店頭で確かめてこよう。