- 作者: 畑村洋太郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/02/20
- メディア: 新書
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何だかついていけない内容だった。著者のおすすめは,どうでもよいことだったり,わかっていることだったりで,わたしには年寄りの自慢話としか思えない(失礼)。「直観でわかる数学」は買ったが読んでいなかった。これでますます読む気が失せた。
これはあくまでわたしの感想。著者とは趣味が合わないだけ。大学教授,しかも人生の大先輩に対して,勝手なことを書いている単なる素人,若造の戯言です。
そう言えば,ミリオン,ビリオン,トリリオンがアメリカとイギリスで異なる。その意味の解説はおもしろかった。
イギリスでは,
ミリオン:1000×1000=100万
ビリオン:ミリオン×ミリオン=1兆
トリリオン:ミリオン×ミリオン×ミリオン=100京
アメリカでは,
ミリオン:100×100×100=100万
ビリオン:1000×1000×1000=10億
トリリオン:10000×10000×10000=1兆
アメリカの方が何となくきれいに感じるが,billionのbiは2,trillionのtriは3を表す。そう考えると,イギリスの値も納得できる。