魚の三半規管

きょうは出張。まずはブックフェアに行く。あまり興味をひくものは発見できず。昨年ともそれほど変わった印象がない。また,土曜日であったためか,家族連れなどもいてにぎわっていた。さらに,昨日の夜は会議で遅くなり,きょうは午前5時起き。頭痛がするなど体調もすぐれず,動き回ることができなかった。アドビのブースですわってデモを見た。

午後から人と会い,それから熊谷まで出かける。熊谷駅でバスを乗り間違えて,2kmほど歩くことに。暑くてヘトヘト。目的地についてしばらくすると夕立。歩いているときに降られなくてよかった。

そこで生物の観察・実験。きょうのテーマは魚の三半規管。疲れていたのと,近くを見る眼鏡を持参しなかったので,わたしは遠慮したが,参加者がブリやアジの頭からとり出した三半規管を見せてもらう。

ほ乳類とほとんど変わらないようだ。といっても,ほ乳類の三半規管の実物を見たわけではなく,本で見ただけだが。この形態は,その後の進化でも変化していないようだ。ヒトの三半規管の大きさは小指の先ほどという。そうすると,このブリの三半規管とほぼ同じ大きさになる。なかなか興味深い。