レーザー治療(2)

きょうは左目のレーザー治療。右目周辺の痛みは,昨日まで少し残ったが,きょうは感じなくなった。やっと回復したと思ったら,今度は左目。何となく憂鬱だった。

午後2時10分前ごろに会社を出る。きょうは2時半には入り口が開いていた。入るとちょうど医者がいて,すぐに眼圧と散瞳の目薬を。20分後に治療がはじまる。

およそ要領はわかっているので,きょうはスムーズだ。この間の看護師が心配してか,「落ち着いて,よく深呼吸するといいですよ」と。もともと落ち着いてはいるつもりだ。この間も,多少緊張はあったが,落ち着いてはいた。きょうも不安はあるが,落ち着いている。

左目にアタッチメントをつけて,医師がそれを左手で支える。そのため,右目は医師の手でおおわれているようなものだ。まっすぐ見ようにも,その目標がない。見るべき対象がないと視点が定まらない。医師はそのことがわかっているようで,見づらいけどまっすぐ前を見てくださいと。

手のしわの一部など,ちょうど何となく何かがありそうな箇所を見つけて,それを眺めるように努める。バシッ,バシッ,バシッ。やはりときどき痛むが,この間ほどには苦しくない。少し慣れてきているのだろうか。バシッ,バシッ,バシッ。バシッ,バシッ,バシッ。でも,やはりまぶしくて,連続して照射されると苦痛だ。

バシッ,バシッ,バシッ。バシッ,バシッ,バシッ。ときどき思い出して,深呼吸もする。きょうは気分も悪くならず,バシッ,バシッ,バシッ。そろそろ終わりにしたいと思っていたところで終了。きょうは順調だった。

処置室で目を洗い,受付で¥34,560−を払う。次回は1週間後。きょうもそのまま家に帰る。家で仕事をしようと思ったが,やはり目が痛む。何かを見ていると頭痛がしてくる。結局,仕事はあまりできず。

とにかく,両目とも無事にレーザー治療が終わった。これで剥離の可能性が低くなったはず。剥離の心配は少なくなっても,飛蚊症や老眼で,ものが見づらいのは変わらない。それどころか,これから年とともに,ますますひどくなるのだろう。何だかさびしいことだ。