父の通夜

朝9時過ぎに犬を動物病院にあずけに行く。いつものように病院には素直に入るが,入ってからが大変。必死に逃げようとする。たよりなげな鳴き声をあげる。そして,おしっこを漏らす。やはり,散歩をさせてから連れてくるべきだった。
家に戻り出発の準備。10時に家族で家を出る。高速道路を使って30分,父の家に着く。兄や妹と少し打ち合わせたのち,女房と近所へ買い物に出る。酒や菓子,それからきょうの昼食を買う。
午後2時に父はこの家を出る。そのとき,皆で送るため,家族で待機。予定通りに葬儀屋が来る。兄や息子と棺を担ぎ,車にのせる。兄は棺とともに車に乗る。妹は棺のあとを追って自分の車で先に斎場へ。わたしたち家族は,戸締まりや火の元の安全を確かめ,あとからわたしの車で斎場に向かう。
3時頃斎場に着く。荷物が多いので,台車を借りて荷物を運ぶ。まずは祭壇を確認。花など供え物の確認をする。
その後,少し休んでいたら,わたしの会社の会長が。高齢なので夜遅くは避けて早めにと。午後7時からなので,焼香も受付も準備ができていない。係りに言って焼香をできるように。しばらく話をしていたら,受付の係りがやってきた。声をかけたら受付ができるようになった。受付をして会長は帰宅。
生花の順番を決めて並べ替えてもらう。女房の母にも生花を出してもらい,ある程度の形になった。
6時頃には受付を手伝ってくれる人たちが集まる。受付の準備ができるとともに,人が多くなってくる。いろいろな人に挨拶をする。6時40分頃に会場係との打ち合わせ後,また来てくれた人に挨拶をしていたら通夜の時間に。
父の会社関係,わたしや妹の会社関係,近所の方々など,百数十人が参列してくれた。1時間弱で通夜式は終わる。
通夜式が終わるとあっという間に人がひいていく。親類のうち,名古屋市内に住んでいるのは父の弟(故人)の家族だけ。この家族とわたしたち兄弟の家族だけが残る。しばらく話をしたのち,わたしたち兄弟の家族だけになる。そして,9時過ぎには兄弟三人だけに。
わたしは一杯飲みながら,弔問名簿を見る。やることがないと時間が余る。12時過ぎにはそのままホットカーペットの上で寝てしまう。午前2時に目が覚め,風呂に入る。もう一度,祭壇や受付の状態を確認して,4時頃また眠る。