変色仮現運動(その2)

仮現運動とは,パラパラマンガや映画のように,少しずつ移動した絵を断続的に見たとき,その画像が動いて見える人間の知覚のことを言うようである。変色仮現運動は,色が変わるところからそのようによばれるのだろう。
人の知覚については,大変興味深い。ふだん,何気なく感じていることについて,もう少し突っ込んで考えてみると,自身の知覚に意外な面があることに気づく。錯視なども,このようなことを知るきっかけになるのかもしれない。