頭痛

 先週から頭痛がひどい。ふだんから,ときどき頭痛がする。肩から首,後頭部を通って右側のこめかみまでのラインが痛む。通常は,鎮痛剤を飲むと落ち着く。
 鎮痛剤には,バファリンアスピリンを使う。どちらもアセチルサリチル酸(つまりアスピリン)を主成分とする。アスピリンは,ライ症候群の原因ともされ,インフルエンザの子どもには危険だが,それ以外には大きな副作用はないようだ。また100年の歴史をもつ薬である。
 低濃度で血液凝固をおさえる作用があるため,心臓病の治療の後や,脳血栓の予防にも役立つ。鎮痛作用以外にも効用がある。一度,アスピリンについても,科学話としてまとめてみたいと思っている。
 きょうは朝から頭痛。先週の疲れが残っているようだったので,会社を休んでしまった。年に何回か,このような症状で休むことがある。からだが休養を求めていると思い,のんびり過ごすことにする。
 ついでに,頭痛に関連することをもう1つ。いつも胃腸の調子が悪いときに,からだの他の部分の痛みとともに頭痛があるようだ。右太もも奥の前寄り外側から,上に向かって右側腎臓付近を通り,胃の背側でやや中央寄りになり,背骨右側を上昇して首にぬけ,そこでわずかに枝分かれして肩,首からは後頭部,頭頂部,前頭葉と,頭の右側を走り,眉毛のあたりで右に折れてこめかみを通過するライン上に,共通の原因と思われる痛みを感じる。
 頭痛は左側でも起こるが,太ももや背中の痛みは,ほとんどが上記のライン上のように思う。
 以前,総合病院の胃腸科に相談したときは,胃腸から頭痛が起こることはないと言われた。実際に,わたしがそのように感じているのだが,医者は否定する。医者が否定する限り,胃腸の治療はできても,頭痛との関係を明らかにするのは断念しなくてはならない。胃腸の具合は,良かったり悪かったり。その状況に応じて,からだのあちこちに痛みがある。
 必要に応じてアスピリンを飲んで,せいぜいからだを休めるしかない。