またTeXの本を買ってしまった。ずっとTeXが使えるようになりたいと思いながら，なかなかできない。きょう買ったのは「改訂第３版LaTeX2e美文書作成入門」。実は，この本の第１版を買っている。その本を買った1991年には，NEC98のDOSでの環境だった。
１０年以上もたっている。まあ，このWebだって，似たような状況から実現できたわけだからよしとしよう。
それにしても，１０年の進歩はすごい。コンピュータ環境もまったく異なる。TeXのインストールなど，環境を整えることは，すごく簡単になった。周辺のツール類も充実している。タグ付きテキストに馴染みさえすれば，そんなに問題はなさそうだ。
このような変化の中で，TeXそのものはほとんど変化がない。その完成度の高さには驚く。このような仕様で文書を残せば，印刷物をつくる上でも，またデジタル素材をつくる上でも，便利であることは間違いない。
仕事で数式の組版を扱うことも多いので，何とかしたい。
