ルーズリーフノート

ずっとルーズリーフノートを使っている。そのバインダーは相当数ある。資料を読んで頭を整理するときや,原稿のスケッチを書いたりするのにはB5判を,思いついたことやさまざまなメモにはA5判を使ってきた。ノートは無地。そこに自由に書く。

しばらく前に,かなりをスキャニングしてPDF化し廃棄したが,それでも会社のキャビネットの棚一つに,B5判のバインダーが相当数並んでいる。A5判のバインダーは机の横に立てたり,引き出しの中にしまったり。こちらも相当数あるが,少しずつスキャニングして処分している。

スキャニングしたものは,いつかEvernoteにでも保存して,もう少し使えるものにしたいと思っている。

これのバインダーは,企画ごとのものがメインで,ふだんは薄手でかさばらないものをメインに使っている。いろいろと変遷があるが,最近はコクヨにものが気に入っている。

以前持っていた薄手のものは開閉が面倒だったが,いま使っているものはワンタッチで開閉もできる薄型。折り返して使えるところも気に入っている。B5判とA5判のものを何冊か買って,家でも会社でも使っている。

実はこれとよく似たものが,コクヨより前にリヒトから出ていた。ツイストノートというもので注目していたが,リングが通る穴が,ふつうのものと異なっている。これまでB5判26穴とA5判20穴をずっと使ってきており,書いたノートの量も相当だが,新品の備蓄もそれなりにある。新しい規格のものには手が出せなかった。

そんな経緯があり,コクヨから出たときにはすぐに飛びついた。さらにこの間,キングジムのものを見つけた。リングが上下にそれぞれ4つずつだけで,真ん中にはないため,書くときにリングがじゃまにならないという。

キングジムのものも買って,コクヨと比較してみた。




キングジムのようにリングが少ないのは,かさばらないし,書くときのじゃまにもならない。これはよいアイデアだと思った。まったく同じような商品で出すのではなく,違った視点からの特徴をもった商品を出すキングジムはさすがだ。

ただ,私は折り返して使いたいときがあり,キングジムのものは,表紙が表と裏が背でつながっていてそれができない。背でつながっているのは,バインダーノートでは普通のことだが,コクヨのは違っていた。

何がよいかは用途や好みによるだろう。私にとっては,いまのところは折り返したいのでコクヨがよいが,キングジムも捨てがたく,こちらもしばらく使ってみようと思う。