この夏の旅行で,女房は異常な眠気に襲われ,車中はもちろん,散策途中でもベンチに座って眠ってしまうほどだった。思い起こせば,5月の旅行でも女房は眠ってばかり。
その原因は,どうも乗り物酔いの薬にありそうだ。女房が飲んだ薬は「トラベルミン1」というもの。1日1回1錠で効果があるらしい。それを朝7時頃に飲んだら,その日の夜まで激しい眠気があったようだ。
この薬の成分は次の通り。
- 塩酸メクリジン:抗ヒスタミン薬
- スコポラミン臭化水素酸塩水和物(臭化水素酸スコポラミン):抗コリン薬
この抗ヒスタミン薬は眠気(抗コリン作用)を伴うようだ。また,抗コリン薬は鎮静作用があって眠気が生じる。ただ,スコポラミン臭化水素酸塩水和物は持続時間が4時間程度らしい。なので,眠気が長時間続いたのは,塩酸メクリジンの作用の可能性が高い。
いずれにしても,眠気の作用が強すぎるようなので,今度は薬を変えてみた方がよさそうだ。