ドライボックスのシリカゲル

フィルムカメラなどを保存しているドライボックス内の湿度が上がってきていた。そこで,中に入れてあったシリカゲルを電子レンジで温めて水分を飛ばしてみた。

手のひらにのるくらいの袋に入ったシリカゲルが8個。4個ずつ電子レンジに入れて強で3分間。取り出すと,塩化コバルトが青色になっていた。しかし,シリカゲルから出た水分で,袋が湿っていて,袋の内部も湿気がいっぱい。振って水分を散らしたところ,塩化コバルトは赤色に。

しかたがないので,もう一度3分間電子レンジで加熱。でもまた同じ状況。ただ,これだけ水分が飛んだわけだから,ボックス内の湿気を吸収できるのではないか。そのように思って,試しに入れて密封してみた。

上記の処理をしたシリカゲルを入れたドライボックス。密封した直後の湿度計のようす。

16時間後のようす。かなり湿度が下がっていた。

この状態でしばらく保管してみようと思う。