奈良旅行(2)

奈良旅行の2日目。今日は興福寺に行き,その後はならまちを散策。午後4時過ぎの近鉄で帰路につく。

まずは朝食。昨夜の夕食と同じ部屋で。

9時頃にチェックアウト。猿池を通って近鉄奈良駅に行き,コインロッカーに荷物を預ける。



やはり自販機の色には気を使っているようだ。

興福寺に着いた。

国宝館を見学。はじめてだと思っていたら,2010年5月14日に来ていた。まったく記憶がないのが不思議。今回,新鮮に感動した。

東金堂,五十塔,北円堂,三重塔などを見た。






それからならまち。




ここでも自販機は地味な色。

混雑する前にと,昼食を予定していた茶房暖暖へ。

ここで茶粥御膳。女房は小豆茶粥,私はほうじ茶粥。

デザートはわらび餅。女房ははったい粉,私はきな粉。

店の中のようす。中庭がきれいだ。


ここでFM放送もしていた。

格子の家やならまち工房など。





元興寺に。







不思議な置物だ。

元興寺から奈良町資料館に。このとき雨に降られた。

奈良町資料館の入り口で,一人旅の中年女性に英語で「ここはどんな博物館か?」と聞かれた。どう答えたものか迷っていたら,「神道?」と。私は宗教に疎い。信じる心を持ち合わせていない。それに,東大寺春日大社を区別なくめぐる日本人のこと。きっと何でもありだろうが,元興寺の街なのだから神道ではなく仏教だろう。そんな曖昧なことで,「ノットシントウ」とこたえたのち,仏教という英語がとっさに出てこなくて「ブッディスト」と言ってみた。それで納得できたようで,資料館に入ってきた。

館内でその女性に出会ったが,特別不満もなさそうで,熱心に展示を見ていたので安心した。

出口でもまたその女性に出会った。その資料館は出入り口が2か所あり,入ったところとは別の口から出ることになる。入った口に傘を置いたので,女房が土産物を見ているときに,私は入り口に戻ってかさをとってきていた。雨がやんでいたので,その女性は傘を持たずに,そのまま先に行こうとした。

「アンブレラ?」と声をかけたら,「オー,ジアザーサイド」と行って,入った口に戻っていった。こんな英語でも通じるんだ。

それから奈良町からくりおもちゃ館へ。

奈良のマンホール。

歩き疲れたのでこれで散策終了に。土産を買いに駅に向かう。駅の近くで土産を買ってから,喫茶店でケーキセット。

コインロッカーから荷物を出して,4時過ぎの急行で京都へ。京都で新幹線に乗り換えるとき,券売機に人がいっぱいであせった。何とか,Express予約特急券の発券と乗車券の購入をすませてホームに着いた頃,ちょうど列車が入っていた。

無事に名古屋に。デパ地下で夕食を買って地下鉄駅へ。息子が最寄りの駅まで車で迎えに来てくれる約束だった。でも,電話しても出ない。女房がメールをしたら,地下鉄に乗っているときに返事が来た。最寄りの駅に着き,電話したら近くまで来ていて,待ち合わせ場所で合流。そこから車で帰宅。

風呂に入ってさっぱりしてから,ビールを飲みながら,買ってきた弁当などを食べた。これで奈良旅行の2日間は終わり。明日からはまた忙しい毎日だ。