京七宝ヒロミ・アート

名古屋三越に出かけて,偶然見かけた京七宝ヒロミ・アートの七宝焼き。女房が気に入ったようで,ブローチなどを買った。

義母が午前9時半から午後5時半までデイサービス。女房は読み聞かせのボランティアなどがあったが,午後の予定をキャンセル。午後は二人で買い物に出かけることにした。

昨年,永年勤続の表彰を受け,三越の商品券をいただいた。それにいくらか足して,二人で記念の腕時計を買おうともともとは思っていた。しかし,女房は腕時計をこわしたり,なくしたりする。服のポケットに入れたまま洗濯してしまうことも何度もあった。いままでペアで買った時計が二つある。私のは二つとも使えるが,女房のは,一つは二度修理したが,結局いまは動かない。もう一つは最近見かけない。女房は最近,数千円の腕時計を使っている。

やはり腕時計はやめた方がよさそうだ。ならば女房の好きなものを買おう。あまり高価な物は無理だが,安物ならダイヤモンドでも何とかなるかも。そんなふうに考えていた。その買い物に急遽出かけることにした。

女房は11時から30分間,ある書店で読み聞かせのボランティアがあった。車でそこまで送り,私は近くのホームセンターで買い物をしたのち,その書店で立ち読み。女房のボランティアが終わったところで,車をその書店に駐車させてもらい,バスで栄に向かった。

昼は何を食べようか。ふと,あつた蓬莱軒のひつまぶしが食べたくなった。私が御馳走するからと女房を誘い,矢場町でバスを降りて,松坂屋の中にある蓬莱軒に。いつもながら長い列。1時間近く待って,食べ始めたのは午後1時頃だった。空腹だったので,いっそうおいしかった。それに,それほど頻繁に食べられるものでもないし。ご飯がそれなりの量あるので満腹になった。

ついでに松坂屋で一つ用を済ませて,目的の三越に。宝石売り場でながめていると,すぐにあれこれ声がかかる。品物を出してくれたりすると,何となくプレッシャーがある。また,この雰囲気は性に合わないためか,どうも居心地が悪い。

あれこれ見てから,少し考えたいと言ってその場を離れた。そして,催し物売り場に行くことに。そのフロアで,私は椅子に座って一休み。女房は一人で見に行った。しばらくしてから,見て欲しいものがあると,女房が戻ってきた。それが京七宝ヒロミ・アートだった。

結局,ブローチ,ペンダント,耳飾りと購入。ダイヤモンドではなかったが,本人が気に入ったなら,それが一番だろう。

七宝焼きをいくつか買ったが,まだダイヤモンドの金額には達しない。もう一つ別の店でペンダントなどを買ったが,まだ商品券が少し残っている。これはまた別の日に使うことにして帰路に。

午後4時半頃のバスに乗り,車を停めた書店に戻る。そこから車で10分くらい。5時過ぎに家に着いた。

ダイヤモンドでなくてよかったのかとも思ったが,いろいろ買えて,女房は満足そうなので,これはこれでよかったんだと納得した。その後,今日買ったものを箱から出して,二人で何度もながめて楽しんだ。