平均棍?

仕事をしていたら,顔のまわりをうっとうしく飛ぶ虫が。目の前を飛んでいるときに素手で捕まえたら,少しつぶしてしまいすぐに動かなくなったが,捕らえることができた。全身の形はそれほど変形していなかった。

とりあえず写真を撮ってみることにした。100円ショップで買ったLEDライトで照らし,RICOH R10のマクロ最短で撮影。それをトリミングして,少し補正してみた。次の写真がその補正後のもの。

頭部が破壊されているように見える。蚊なのだろうか。はねのすぐ横にある,しゃもじのような小さな構造は,たぶん平均棍ではないか。もう少しきれいに写らないものかといろいろ試したが,これが一番きれいだった。

平均棍は,ハエや蚊などのように,1対しかはねを持たない昆虫にある小さな構造。以前は,飛行中にバランスをとるものだと言われていたが,いまは違うと考えられているようだ。では,どんな働きをしているのか。また,1対しかはねを持たない昆虫すべてにあるのか。わからないことだらけだ。今日はもう眠いので,今度いつか調べてみたい。