サイエンスアゴラ

今日はサイエンスアゴラに出かけた。朝6時半頃に家を出て,7時31分ののぞみで東京へ向かう。新幹線はかなり混雑していた。昨日の昼過ぎに座席指定をとったが,すでに通路側しか席が空いていなかった。富士山がきれいだったが,じっくりながめることができない。デッキで写真を撮ろうと思ったが,すでに先客がいた。残念だがあきらめた。

品川で横須賀線総武線に乗り換えて新橋へ。これだと新橋まで1駅だったが,地下ホームに到着するため,ゆりかめもののりばがわかりづらかった。今日は天気もよく,ゆりかもめからの景色は最高だった。でも,それなりに人が乗っているため,いつもなかなか写真が撮れない。台場あたりで富士山が見えた。

船の科学館駅に着いたのは9時40分くらいだったと思う。そこからも富士山がはっきりと見えた。いつのまにか真っ白になっている。

サイエンスアゴラの会場である日本未来館まで歩く。快晴で気持ちがいい。

未来館に到着。

受付をすませて中に入り,1階のようすをざっとながめてから7階ホールへ。開幕シンポジウム「伝える」から「つくる」科学コミュニケーションへに参加。会場に入るとすぐに知り合いの先生がいて挨拶した。その方は奈良から来ている。

シンポジウムの内容についてはまたいつか。そう書いて,あとでまとめたことがないが。

シンポジウムが終わって,もうお一人,旧知の方がいて14年ぶりの再会。そのまま同じフロアのブース(理科ハウス)に移動して,しばらくお話をする。

午後1時少し前に別れて,私は「科学・技術でわかること,わからないことPart II」というシンポジウムに参加。その後,別の会場に移動したりして,一通りのようすをながめてからSciArtのフロアへ。そこで知人としばらくイラストの話などをした。いろいろと勉強になる。

最後にまた7階のブースへ行き,14年ぶりの方とまたお話。結局,ずっとお話をしていて,5時過ぎてしまった。本来の出入り口がもう閉まっているため,別の出口に案内され,そこから未来館を出て,二人で駅まで歩いた。新橋までいっしょで,いろいろお話ができた。ただ,ゆりかもめが超満員で,その間は話どころではなかった。またいつか,語り合うことを約束して,新橋駅で別れた。

東京駅で6時20分ののぞみの指定をとり,いつものシウマイ弁当と,ハイボールを買って乗り込む。弁当を買うのに列ができていて,発車3分前くらいにやっとホームにあがり,指定の号車までホームを歩くと,発車時間ぎりぎりになった。

こうやって直接会って話をすると刺激になる。無駄話をするのではなく,共通の話題についてあれこれ思いを語るから楽しい。新たな情報や,新たな人との出会いも広がる。

私は,もともとは人間嫌いで,ひきこもっていたい方なのだが,年を重ねるにつれて,人と関わりを持つことも多くなってきた。女房は,「最近,ますますおじいちゃん(私の父)に似てきた」と言う。父は営業畑の人で,私はあのようには人の中に飛び込んでいけないと思っていた。でも,いま思えば,父も仕事を通して,年を重ねるにつれて,変わってきたのかもしれない。父はこの世にいないので,実際のところはもうわからないのだが。