どちらが幸せか

女房は数年前から図書館でアルバイトをしている。休日を中心に,月にせいぜい4日ほどの勤務。23日の祝日がちょうど,その仕事の日だった。

貸し出し窓口で本を借りる人の対応をしていたらしい。年末年始の休みがあるため,貸出期間が通常より長くなっていた。

貸し出し手続きをして,貸出期間が長くなっていることに気付き喜んでいる人がいたという。私にも経験があるが,何となく得した気分になる。

ところが,「貸し出し冊数は増えないの?」と言う人がいたそうだ。

貸出期間が長くなっていると喜ぶ人と,貸し出し冊数が増えないのかと落胆する人。人それぞれなのだろうが,この程度のことなら,素直に喜ぶ方が幸せかもしれない。