2003年8月に買ったThinkPad X30はきょうで完全に引退。いつもはスタンバイさせていたが，シャットダウンさせてケースに入れ，本棚の隅に片づけた。これからはThinkPad X201sが引き継ぐことになる。
6年7か月もの長い間，使い続けたパソコンは，いままでなかった。このマシンがよかったということもあるが，パソコンという製品が成熟してきた証でもあると思う。ただ，ずっとメインマシンであったわけではない。2007年11月にMacBookを買ってからは，自宅のメインマシンの座はこちらに移った。また，2008年4月に工人舎のウルトラモバイルPCを買ってからは，ときどき携帯マシンの座もこちらに奪われていた。
でも，ウルトラモバイルPCは非力で，ThinkPad X30とは大差がなかった。また，画面の大きさやキーボードの使いやすさは，X30が断然上。重さの違いがなければ，完全にX30がまさっていたと思う。
携帯マシンと言えば，昨年9月にNetWalkerを買った。でも，キーボードがあまりにお粗末で，使い物にならなかった。
ThinkPad X30の引退にあたり，最後に写真を撮ってみた。キーボードを真上から撮影。
左側にささっているPCカードは無線LANアダプタ。X30は無線LANを内蔵しているが，時代遅れで遅くなってしまったので，最近はこんなふうにして使っていた。
X30の刻印
IBM ThinkPadのロゴは，いまはもうないもの。
キーボード横
天板
最後に，X30とX201sを並べてみた。
こうやってながめてみると，どっちがどっちかわからないくらいだ。
X30は，X201sと比べると横は短いが，縦は若干長い。厚さは，X201sはバッテリの分だけ厚くなっている。X30の方が400gほど重いので，もった印象はかなり違う。
