母が転倒で骨折し入院(4)

あさ6時に起きて,いろいろ準備し,8時半ごろ女房と家を出て病院に。病院の正面に車を入れて女房と軽い荷物だけを降ろし,病院の横にある駐車腸に車を止める。駐車場は混雑しているかと思ったが,こちらはまだ空いていた。

荷物を持って母の病室まで。入院手続きに行ったりしていたら10時半に。手術は夕方になりそうで,午後からは家族が病室に待機して欲しいと。女房はいったん家に帰ることにしたので,車で家まで女房を送り,わたしはそのまま車で会社へ。

午前中に来客がある予定だったので,急いで出かけたが,すでに別のものが応対してくれていた。寝不足で疲れていたが,午前と午後それぞれに打ち合わせがあり,終わったのは午後3時過ぎ。女房から4時から手術だとメールが入った。4時ごろに会社を出て病院へ。

女房からメールで,すでに手術に出かけたことと,早めの夕食をと弁当を買うため,病院内のコンビニにいることを知る。車を止めてコンビニに行くと,反対側から店を出て歩いている女房の後ろ姿が。弁当らしい包みを手に持ち,足を引きずりながら歩いていた。親子で骨折とは。悲惨と滑稽が入り交じる。

母が手術で大変なときではあるが,病室で女房と二人,弁当を食べて休息。わたしはいすに座って仮眠。少し費用がかかるが,のんびりできるのでこの部屋でよかった。午後6時45分ごろ,母が戻ってきた。局部麻酔なので意識もはっきりしていて,痛くて大声を出してしまったことなど話す。

その後,昨夜までとはまた違う医師が,看護師室隣の小部屋で手術のことなどを説明。金具の付いたようすがわかるレントゲン画像も,そこにあるパソコンのディスプレイに映し出された。横からの画像には,ボルトの溝がよくわかるほど。

手術は無事成功で,感染症だけには要注意とのこと。あすには退院で,1週間後に通院で抜糸。それからはリハビリが必要。ただ,この病院にはリハビリ施設はない。手を動かすだけなので,自分でもできるそうだが,母が毎週通っている近所の整形外科クリニックを告げると,説明した医師も知っているようで,そこでのリハビリでまったく問題ないと。

ほかに心配事はないかと聞かれたので,鼻のことを尋ねた。すぐにCT画像を見てくれて,おそらくそのままでよいと思うが,退院前に耳鼻科で診察ができるように手配をしてくれることに。

医師も看護師も皆手際がよい。若い新米医師が診察をしていたときには,いったいどうなるかとかなり心細く,心配になったが,手術もこんなに早くすんで,この病院に来てほんとうによかった。

母も元気そうで,わたしもホッとした。ホッとしたら疲れが一気に出てきたようだ。8時ごろ,病院を出て家に帰った。先に風呂に入り,2日ぶりにアルコールを口にして夕食。