氷がはっていた

きょうは午前10時から父の家のことで,近くの不動産会社へ。実は,そこの重役が父の家の裏隣の人。その人に相談をするため。その会社は,父の家の近くでずっと以前から不動産業をしており,名前も通っていた。また,近所の方で,わたしたちの事情もある程度わかっており,こちらも安心できる。

妹と二人で,その人と話をして,とにかく一歩ずつ進めることに。

2004年8月に父が入院。当初は検査入院であったが,とんでもないことになり,父は家に戻ることなくこの世を去った。したがって,父の家には,4年以上も人が住んでいない。

2006年1月に父が亡くなり,父の一周忌の法要が終わったら,家の処分を考えよう。そんなふうに兄弟で話していたが,具体的には,何も行動していなかった。そのまま2年が過ぎ,そろそろ何とかしようと動きはじめたわけである。

不動産会社を出て,とりあえず父の家に行った。以前に,不要なものを捨てるなどして,ある程度は片付いている。また,今年になって,仏壇は妹の家に運んだので,この家にいても,何もやることもない。異常がないかを確認して,今度は墓に向かう。

墓のまわりは,枯れ草がいっぱい。ブログを検索したら,7月6日に来て以来であることがわかった。自分の記録ために書いていたブログは,こんなふうに役に立つ。

とにかく枯れ葉をむしって片付け,墓をブラシで洗う。花を供えて,ろうそくと線香に火をつける。墓掃除が評価されたのか,妹に墓担当を任命された。妹は仏壇担当なので,とりあえず,年に数回ではあるが,しばらくは墓守をするしかない。

きのうからかなり寒くなってきた。墓地にあったバケツの水が凍っていた。

こんなふうに氷がはっているのを見るのは久しぶりだ。子どものころは,学校の行き来で,さまざまな自然に触れる機会があった。自然にはった氷は,ふつうのことだった。

墓参りをすませたところで妹と別れ,わたしは家に向かった。行きは名古屋高速を使ったので20分くらいで行けた。名古屋高速は一方向の循環なので,帰りは回り道になる。それでも,高速を使った方が早いのだが,回り道は何だか許せない。また,行きは時間が決まっているが,帰りはそれほど急ぐこともないため一般道を走る。40分くらいで家に着く。

家で昼食。女房がパスタをゆでてくれた。きのうの残りのカレーをかけて食べた。その後,きょうのことなどを女房に話し,のんびりしていたら3時ごろに。何だか疲れてきた。横になったら眠ってしまった。5時ごろ目覚めてこれを書いた。