食器棚の蝶番を取り替える

食器棚の右側のとびらが閉まらなくなってきた。蝶番がすり減っているのが原因だ。以前,左側のとびらも同じ症状で,蝶番を交換して直った。今回も自分で取り替えることにした。

修理前の蝶番のようす。これが3つついている。

近づいて見ると,こんなふうにすり減っている。

これだけ削れていては,とびらの位置もずれてしまう。とびらは閉じると磁石で固定されるようになっているが,ちょうど閉まる角度で蝶番が安定しない。そのため少しだけ開いてしまう。少しでも開けば,とびらは磁石で固定できない。
症状としてはこんな感じ。

ホームセンターで,同じサイズの蝶番を買った。1個348円だった。これを3個そろえる。

現在の蝶番をすべてはずす。とびらにはガラスがはまっているので,けっこう重い。注意して取り扱わないと,ガラスを割ってしまい,さらに仕事がふえそう。

一度はずすと,木ねじはしまらなくなる。

こんなときにはつまようじが役に立つ。

あなにつまようじをつっこむ。

折ってねじって切り取る。

この上に木ねじをしめていけば,しっかりと固定できる。

ここまで順調だったのだが,問題が発生。いままでのものと蝶番の穴の位置が違う。

この穴にはあわないので,新しい蝶番に合わせて,ドリルで細い穴をあけることに。

細い穴をあけておけば,木ねじもしめやすい。まずはとびらに蝶番をとりつける。そのとびらを,取り付ける位置に固定する。と言っても,これがなかなか至難の業。高さを維持するのは大変なので,たとえば,こんなふうに工夫した。

完成! とびらはきちんとしまってくれた。

なお,木ねじをしめるための細い穴をあけるとき,あやまって貫通させてしまった。これはいただけない。