ステロイド剤を個人輸入

薬の個人輸入について書こうと思う。ただし,わたしはこの行為を推奨しているわけではない。また,同様のことをしてトラブルが生じても,わたしは一切責任を負わない。

どんな虫なのかよくわからないが,年に数回,虫さされでひどく腫れて,膿がでるほどになる。さされたときは気づかないくらい。しばらくすると非常にかゆくなる。半日くらいすると,固く腫れてくる。1〜2日で膿が出てくる。わたしのわずかな知識から,遅延型アレルギーではないかと思う。
皮膚科にかかったこともある。でも,腫れる場所が足の付け根のようなところだと,なかなか皮膚科にも行きづらい。娘も同じようになる。娘が皮膚科で処方された外用薬の残りを,わたしも使わせてもらった。これを塗ると,ひどくならずにすむ。グラクソ・スミスクラインの「デルモベート軟膏」がその薬だ。これはステロイド外用薬の中でも,最も強いとされるもののようだ。
日本では市販はされていないと思う。でも,アメリカでは薬局でふつうに買えるようだ。ネットで検索したら,タイから個人輸入が可能。軟膏はなく,クリームだったが,成分には違いがないよう。そろそろ薬もなくなりそうなので,試しに買ってみた。
ネットで注文すると,1週間くらいで届いた。


グラクソ・スミスクラインのタイ法人のもの。15gが2本セットなので,かなり量は多い。これで,手数料や送料込みで2800円だった。コンビニ支払い,それも後払いにした。さっそくコンビニで支払いを済ました。
ただ,最も強いステロイド外用薬なので,扱いには十分注意しなくてはならない。わたしは塗るときにはいつも綿棒を使っている。指につくのを避けたいから。また,綿棒でていねいに処置すると,患部だけに適量を塗ることができる。1日3回程度,4,5日塗ると腫れがおさまる。このようなことが,年に3〜5回程度だと思う。
細菌感染のおそれがある場合は,絶対に使ってはならない。それはこの薬の作用を考えれば当然だろう。免疫作用をおさえているわけだから。

最後にもう一度,注意を。この内容をブログに書くことを悩んだ。でも,わたしがやったように,誰でも買えてしまうわけだから,きちんと書くことも大切かと思った。わたしはわたしなりに十分に注意している。ステロイド外用薬は,うまく使えば非常に助かるが,使い方を誤ると大変なことになる。ふつうのかゆみ止めとは違うので,自分で責任が取れない人は,絶対に個人輸入はすべきではない。また,繰り返すが,これを読んで同様のことをし,トラブルがあっても,わたしは一切責任を負わない。