妹が家を建てる。きょうが地鎮祭。妹は独り身なので，わたしも出かけることに。
わたしの家から車で１５分くらいの場所。１１時からだったので，余裕を見て１０時半ごろに家を出る。現地に着いてみると，神主さんが準備を進めている。また，ハウスメーカーの方が４人来ていた。そして，待っていたら妹が最後にやってきた。
風が吹くと寒かったが，天気に恵まれて幸いだった。３０分ほどかけて神事が終わる。
きっと本人は何とも思っていないだろう。でも，建築作業をする人たちが気持ちよく仕事をするため，このような神事が必要なのだろう。
信心深くないわたしは，何をどうするものかと興味深く眺めていた。「低頭ください」と言われていても，最初はその意味が理解できず，あちこち眺めていたら，神主さんと目が合ってしまった。
それにしても不思議なものだ。正月の初詣や地鎮祭は神社。子ども関連は，安産祈願にはじまり，宮参り，七五三と神社が多い。結婚式は神社から教会へ移りつつあるようだ。そして葬儀は寺。儀式化しているだけで，宗教心は薄いように思う。
