ヒドラの観察

きょうは熊谷へ移動。熊谷駅で必要なものを買いそろえ,きょう名古屋を出てきたスタッフと合流して目的地へ。そこで会議。
午後からは生物の実験。きょうはヒドラを観察した。まずはビーカーに入ったヒドラのすがたを。

これを実体顕微鏡で観察する。

出芽しているものもある。これらに餌を与えて,捕食するようすも観察。動いているものしか捕食しない。なかなかうまくいかず,知らないうちに餌がなくなっている。見ていないところで食べられてしまったようだ。
何度もチャレンジしているうちに,やっと観察できたが,写真にはおさめることができなかった。
最後に,顕微鏡で刺胞を観察。酢酸オルセインを少したらすと,その刺激で刺胞を出すらしい。

透明な糸のようにのびているのが刺胞。

ミカンの中のつぶつぶ1つがそれぞれ1つの細胞という話をよく聞く。しかし,それは間違いであると聞いた。その話をわたしがしたところ,それを確かめようと,おやつのミカンを顕微鏡で観察。すると,何と,1つの細胞といわれていたつぶつぶの中に,細胞らしい構造が観察できるではないか!。

顕微鏡で見るだけで,あやしい話らしいことがわかってきた。人の話を鵜呑みにせず,実際に自分で確かめることの大切さを改めて感じさせられた。