抵抗力

 きょうも体調は最悪。おなかの中で発酵しているような感じと,ひどい頭痛。
 そういえば,昨日は日記が書けなかった。3日坊主ではなく,4日も書けたからまあいいか,と自分には甘くなる。しかし,これでずるずると言っては,息子に対しての父の威厳が失墜する。お父さんはがんばるしかない。
 「抵抗力がなくなってきているため,花粉症が増えているのではないか」という話の続き。
 寄生虫がからだの中にいると,異物である寄生虫に対して,それを排除する反応が起こる。ヒトは古くから寄生虫にさらされており,それに対する抵抗力をそなえてきた。つまり,われわれは寄生虫に対する抵抗力が強いと言える。
 しかしながら,衛生環境がよくなり,寄生虫に寄生されることも少なくなった。そこで余剰になった能力が,異物である花粉に向けられ,花粉症が増えたという考えがある。
※あくまでこういう考えがあるという話で,わたしは何となく,眉につばをつけて書いている。
 とういことは,寄生虫に対する抵抗力が強いから,花粉症になるとも言えるわけだ。そのように考えると,あの酔っぱらいの話も違ってくる。あの酔っぱらいに,寄生虫と花粉症の話をしてやりたいものだ。
 ただ,花粉に対する抵抗性が低下しているからこそ,花粉に対する異常反応が起こっていると言うこともできる。つまり,過剰な抵抗力をもっていることが,かえって抵抗力を低下させているということである。何ともややこしくなってきた。
 まあ,いずれにしても,寄生虫と花粉症との間に,何ら因果関係がないとしたら,この話はない。でも,抵抗力というと聞こえはよいが,結構あいまいなことばではあるようだ。