抵抗力

 きょうは朝から午後1時頃まで打ち合わせ。夜は会議で,10時過ぎまで。とりあえず,無事に終わりました。
 10時半頃の地下鉄に乗り,家に向かう。歓送迎会シーズンにはちょっと早いが,それでもこの時間になると,やはり酔っぱらいが多い。それを無視していつもの通り本を出す。
 本を読んでいたが,どうも納得いかない会話が聞こえてくる。
 「最近,花粉症の人が多いよね」
 「そうだな,抵抗力がなくなっているんだよ」
ちょっと待て。花粉に敏感に反応しているのだから,抵抗力がないと言えるのだろうか? いや,抵抗力って何なのだろうか? と悩んでいると,すかさず次のことば。
 「むかしは鼻水がでても,かぜだとすまされていたんだろうな」
おい,おい。結局,花粉症は増えたのか,それとも,以前はかぜだと思われていただけなのか。そんなことはないはずだ。春先に毎年かぜが流行していたわけでもないだろうに。
 疲れた頭には,このような疑問に満ちた会話はつらい。「抵抗力」とは何なのか? 生体防御の機能全般の能力を指すのだろうか。花粉症が増えたのは,「抵抗力」がなくなっているからなのだろうか?
 疑問は残ったままだが,きょうはもう頭を休めたい。それにしても,人騒がせな酔っぱらいたちだ。地下鉄の中の静かな読書をじゃまするとは。